株式会社 シティ・プランニング・コンサルタンツ                           都市計画コンサルタント

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株式会社 シティ・プランニング・コンサルタンツは、都市計画・交通計画等の専門技術によるコンサルティングを行い、民間の事業と行政のまちづくりの橋渡しを担い、大規模開発等の事業化を推進する会社です。

都市計画業務について

  • まちづくりは事業により実現します。どんなに美しいまちづくりの絵を書いても、誰かが費用負担しなければ道路、公園、広場を整備することはできません。これら公共施設は行政が整備することが基本ですが、行政の財政が緊迫している中、十分な整備をすることは困難です。
  • こういった背景で容積率緩和等のインセンティブを与えることで、民間に地域貢献を誘導する都市開発諸制度(総合設計、高度利用地区、特定街区再開発等促進区)、都市再生特別地区等の制度が生まれています。
  • 東京都ではこれら制度の運用基準を作成しているので、事業者は、「運用基準通りの計画をすればインセンティブは当然受けられる」と考えがちです。しかし、行政は「基準通りの計画とするのは当たり前。それよりこの開発は地域にどんな貢献をしているのか?インセンティブをもらうには貢献が足りないのではないか?」と切り返すことが多くなりました。
  • 大規模開発は将来、近隣問題に発展する可能性があるので、出来ることならインセンティブを「与えたくない」というのが行政の本音でしょう。なぜなら、反対運動が盛り上がった際に、運用基準に適合しているだけでは役所の内部、都市計画審議会、議会、住民説明会等で説明を乗り切ることが困難だからです。
  • プロジェクトを進める上で都市計画の法規、運用基準等の技術的知識や能力は当たり前であり、その上で『開発事業の整備効果』、つまり行政が住民等に説明し得る『まちづくりという言語』に翻訳する能力が求められます。
  • こうした背景の中、都市計画コンサルタントは民間の間でプロジェクトのコーディネートを行うため、都市計画に関する知識・経験・技術はもとより、行政への調整力・交渉力等、求められる能力は多岐にわたることを自覚する必要があります。